ITFによるとハードコートと呼ばれるアクリル製コートが公式大会で使われ出したのは1940年代ですが、Laykoldの起源は1930年代まで遡り、世界で最も早くから使われてきた歴史あるブランドの一つに挙げられます。以来Laykoldドはアーサー・アッシュスタジアム、ハードロックスタジアムを含む世界中の100,000以上の施設で利用されており、1960年代までには確立したマーケットリーダーとして認知されてきました。テニスだけでなく屋外バスケットボール、ネットボールからインラインスケート施設など全天候型のタフな環境で使われてきたことで技術力を養い、その耐久性と耐色褪せ性能、そして雨天でのスリップ防止性能などを圧倒的に高めることができたのです。
Laykoldブランドを開発したAPT(Advanced Polymer Technology)社は塗料の会社ではなく、化学工学を専門に取り扱うケミカルエンジニア集団です。このことが他を圧倒するLaykoldサーフェスシステムの革新的な技術の背景にある重要な事実です。
過去のテクノロジーでは3年程度でハードコートの衝撃吸収性能がほぼ0%になってしまいました。しかしLaykoldマスターズによる革新的なテクノロジーはそれに終わりを告げました。Laykoldのクッションコートは施工10年後のクッション性能を施工時の95-98%にまで高めることに成功しています。ネット際でもベースラインでも一貫したボールスピードと足元のホールド感が得られます。
ハードコートは雨に弱いと信じられていますが、LaykoldアドバンテージトップコートはNYのナイキ本社でも採用される屋外バスケットボールコートや、雨天時にもプレーを行うネットボールでも採用されています。特にネットボールで定められるBPN75以上という厳しいグリップ基準をクリアしており、このスペックはテニスにおいても雨天時のハードコートで性能を発揮します。
使い古した人工芝コートの張り替えはその廃棄に大きなコストを伴います。剥がされた人工芝は多くの場合土に埋められ、サスティナビリティやSDGsの流れに逆行することとなり企業価値を損なうリスクもあります。Laykoldのフロートシステムは特殊技術により人工芝コートの上から施工可能です。これにより生まれ変わったコートは20%以上の衝撃吸収性能を得られるばかりか廃棄コストを削減し環境保護に貢献します。またこのフロートシステムは既存ハードコートのクラックの上からそのまま施工することも可能です。
Laykoldが持つ圧倒的なアドバンテージの一つにその寿命の長さが挙げられます。オゾンホールの真下で極めて強い紫外線が降り注ぎ、乾燥した砂漠地帯、高温多湿の熱帯という極端な気候を併せ持つオーストラリアで鍛え上げられたこのコートサーフェスシステムが色褪せの防止やコートペース(サーフェスの速さ)の安定性を含む耐久性を作り上げてきました。
など世界最高レベルの大会からNCAAカレッジチーム、公共施設まで多数。テニスだけでなく、そのグリップ性能からNYのナイキ屋外バスケットボールコートにも採用されています。
LaykoldはISO9001品質マネジメントおよびISO14001環境においてそれぞれ認証されたATP社のブランドです。Laykoldは全米テニス協会、ウイルソンなどど共同で使用済みボールの埋め立てゴミ化を防ぎ、コート上にとどめる活動を行ってきました。その結果ウェスタン&サザンオープン(シンシナティ)がメジャー大会として初めてリサイクルボールをコートクッションに採用しました。
USオープンでは毎試合9ゲームごとにボールを新しいものと交換するため大会を通して70,000個ものボールが消費されます。アメリカだけでも毎年1億個のボールが埋め立てられ、ゴミとなったボールが土に還るまでに400年が必要とされています。Laykoldではこの問題に取り組むべくマスターズシリーズの緩衝材として粉砕したボールを再利用するサスティナブルな試みを行っています。その結果USオープンで実際に使用されたボールがLaykoldによってシンシナティでコートに還ったのです。
Laykoldの環境問題への意識の高さは業界をリードし、またその技術力の高さを証明します。Laykoldは北米における12の最高峰トーナメントのうち7つのトーナメントで採用されています。ISO認証とイノベーション、サスティナビリティの意識の高さがあなたのコートにも大きなアドバンテージをもたらすことになります。